ベラルーシ皮革業界の輸出は我が国の発展潜在力が大きい

  先日、中国皮革協会の李玉中理事長は中国皮革協会とベラルーシの国家軽工業カンツェンで行われた交流会で、中国とベラルーシ皮革業界の優位性は互いに補完し合い、将来も非常に大きな発展潜在力を持っていると述べた。

  李玉中氏は、今年は中白両国の国交樹立31周年だと指摘した。31年来、中国とベラルーシは貿易、投資、科学技術、文化などの分野で著しい効果のある協力を維持し、二国間交流の拡大、「一帯一路」構想の実施、国際化工業団地の建設、科学技術情報協力などの分野で広範な共通認識に達し、豊かな成果を収めた。中白両国は2022年9月15日に全天候型の全面的な戦略的パートナーシップを構築し、両国関係は歴史的な飛躍を実現し、新型の国際関係の模範となった。中白の友情は堅固で、経済貿易協力の勢いは良好で、潜在力は巨大で、これも双方の皮革業界分野での協力のために堅固な基礎を築いた。

中国皮革業界は引き続き平和、発展、協力、ウィンウィンの理念を堅持し、中白皮革業界の発展の新たな枠組みを構築する。中国皮革協会はベラルーシ皮革業界の同僚と相互信頼し、共同で努力し、各分野の協力を展開し、複雑で複雑な国際環境の中で互いに助け合い、時代の発展がもたらすチャンスと挑戦を共に迎え、対応し、両国業界の協力と発展に新たな原動力を注入したい。

  同時に、中白皮革業界の国際協力と経験交流の重要性を考慮し、両国業界企業間の商業活動の調和的な発展と成長を推進する願望、及び双方の業界企業の経営活動の利益の共通性を支持するため、平等と互恵協力の原則を遵守する上で、中国皮革協会はベラルーシ国家軽工業カンツェンと「中国皮革協会とベラルーシ国家軽工業カンツェン協力覚書」に調印した。

「覚書」は、双方が共同プロジェクトを組織し、貿易、投資、革新活動を促進し、業界企業を支援し、ベラルーシ製品を普及させる上で協力を実施する際に遵守する枠組み条件を確定した。双方は二国間貿易、投資の促進、共同開催活動などの面で協力を強化することに興味を示した。

中白双方は、今後も交流と協力を強化し、両国間の友情を深め、覚書の内容を現実に変え、中白両国の皮革貿易を促進し、中白両国の皮革産業の発展を推進するよう努力すると表明した。

  によると、ベラルーシのカンツェンに属する製革企業は主に牛革、馬革、豚革を生産しており、ベラルーシで生産された革は国内の革製品生産企業の需要を満たすことができ、毎年わが国に400万ドル以上の製品を輸出している。ベラルーシで生産されている靴の90%は革靴で、3000品目近く、カンツェンは年間500万足以上の靴を生産し、ベラルーシ全国の40%を占めている。また、ハンドバッグ、リュックサック、小さな革製品なども生産している。（記者・史暁菲）

  （出所：消費日報）