香港紡績業連合会会長：香港はグローバル紡績サプライチェーンにおいて依然として重要

アジアの大型ファッション及び紡績業展示会である香港ファッションフェスティバルが4月27日から30日まで香港コンベンションセンターで開催された。展示会期間中、香港紡績業協会の羅正傑会長は中新網記者の取材に対し、香港は世界の紡績サプライチェーンの中で依然として重要だと述べた。

香港は地理的に恵まれ、法律制度が整備され、言語交流が便利で、国際的な大手紡績企業を誘致して本部を設立し、紡績業の理想的な貿易と調達基地であると述べた。香港の紡績業は転換を経験しており、クリエイティブ産業、ブランド投資、生産能力移転などの方式を結合することで、新たな市場環境に適応している。

4月27日から30日まで、香港ファッションフェスティバルが香港コンベンションセンターで開催された。写真は展示会場。（香港貿易発展局供図）

今回の香港ファッションフェスティバルには約400社のグローバル展示業者が集まり、そのうち約60社の資材サプライヤーが先進的なファッション資材を展示した。主催者側も特に5人の香港デザイナーを招待して彼らの革新的な材料ファッション作品を展示した。

羅正傑氏によると、香港特区政府は近年、紡績業の創意産業の発展と結合し、特定の資金と活動を設立し、地元ブランドとデザイナーの国際舞台への進出を支援している。例えば、若いデザイナーにデザイン館を提供し、創意を発揮し、協同発展の良好な局面を形成することを奨励している。いくつかの科学研究機関及び大学研究センターは新材料の研究開発においても収穫があった。

羅正傑氏によると、香港の紡績業はすでに高付加価値と知能化の方向に転換して発展し、国際ブランドの設計と製造に専念している。業界は長年にわたり東南アジアと中国大陸部に工場を建設し、完全で強固なサプライチェーンを形成し、世界のサプライチェーンにおける香港紡績業の重要な地位を持続的に強固にしてきた。

（出所：中国新聞網）